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TOMO ■ 2005-10-03 Monday 23:55

「ハルとナツ」効果

05100301.gif「ハルとナツ~とどかなかった手紙~」
このドラマは2005年10月2日~6日にTV放映されました。
うち10月3日、第2回を夜更かしの息子(2歳9ヶ月)となんとはなしに見ていました。

昭和9年に北海道の開拓村に暮らす一家が貧乏から抜け出そうとブラジル移民に志願します。
しかし出港直前に妹ナツ(7歳)がトラホームにかかり、一人日本に残されます。
一方ブラジルに行った姉ハル(9歳)たちも苦渋の生活に翻弄されます。
手紙を出し合うけれどもお互いの元には届かず…
77、79歳になった2人の回想録形式でストーリーは進みます。


息子と見た第2回はひたすら涙、涙の展開。

一人残されたナツが北海道の伯母一家の元にひきとられますが、その一家も赤貧。
伯母さんからいじめを受けます。
一人味方の優しいお祖母さんも急死してしまいます。
伯母さんは「アンタは捨てられた」「親は金も送ってこない」とののしり、「ウチの子とは立場が違うっしょ」と同年齢の従姉妹たちとは別につらい農作業を強要します。
ハルに送る切手代ももらえずナツは家を飛び出てしまいます。


伯母さん役の根岸季衣さんの演技が俊逸です。すごい迫力。

息子は固まり、口を半ば開け、目はテレビに釘付け。

一方ブラジル側のハル達の生活も涙シャワー。

ブラジルの農園の仕事は過酷を極めます。
事前の話とは違い、給料は支払われるも生活費と差し引いて赤字。
ハルとナツの長兄はマラリアで死亡。
ハルが家族の為に、借金の足しに、ナツへの仕送りの為に一生懸命育てていた野菜はヒョウが降って全滅。
ハルは泣き出します。


ここで息子も泣き出しました。お口の形は∞。
「消す!」「ねんねする!」
哀しい展開に耐えられず、これ以上見るのを息子が拒否しました。

テレビを消して布団に誘導しました。
「えぐっえぐっ、トマトが駄目に…」
と涙の大洪水。
「鼻!目!」
鼻をかめ、涙を拭けと母に命令。

なかなかない展開なので、オカアチャンは息子にこう語りかけました。
「ナッちゃん、お母さん達と離れて一人ぼっちになっていたね。
伯母さん怖かったね。
○○(息子の名前)もオカアチャンのそばから離れたら駄目だよ。
離ればなれになったら大変だよ。
スーパーでは離れないように手をつないで歩こうね
この機に便乗して刷り込みます。
息子素直に「ウン、ウン」とうなずきます。ぐふっ。

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2、3日後、ナナカマドを見かけたら息子は「小っちゃいトマト」と言いました。
それに対しオカアチャンが遊び心で
「そういえばハルちゃんかわいそうだったね。せっかくのトマトが駄目に…」
と声のトーンを落とし、哀しそうに語りかけたら
「駄目!笑って言う!」
と息子にしかられました。
そうそう泣くものではないと体得しているらしい。いいぞ息子。

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